幕の再生

しんいちろう

2015年07月21日 06:05

おはようございま~す♪

クールでオサレなキャンパー

しんいちろう

でございます♪









先週の3連休に海釣りキャンプに行こうと企んでいたのですが、のんびりなお台風のお陰で海が大荒れな感じなので、釣りオンリーに行って参りました!


結果は、















涙(笑)














せっかくAM2時に起きて海を目指したのに~。。。













で、突然話題が変わりますが皆さん!

「幕の入浴」ってご存知ですか?

って言うか、話題が変わりすぎ?(笑)















それでもっ!

クールでオサレなキャンパーならば!

知ってますよね~

幕の入浴♪




















実はいっけさんという野獣にダンロップの幕を譲り受けていたクールでオサレなしんいちろうでございます♪
















でもこの幕。。。


シームシールがボロボロで、インナーテントの内側がベタベタ。。。


所謂「お漏らしベタベタテント」です(笑)












ここで諦めないのが

クールでオサレ道!








幕を再生して愛用してくれるという交換条件で譲り受けたわけでございます♪














クールでオサレ道は険しいのです!(笑)















ちなみにかなりの長文になっておりますので、幕の再生に興味がある方だけ続きをどうぞ!

っていうか、週末ちょこちょこ作業していたら1ヶ月かかっちゃったし(笑)












まずは幕の状態チェックですね~






シームシールが中途半端にやられています。。。

所々は剥がれてポロポロになっているのですが、所々はベッタリと幕にくっついています。。。

ちょっと嫌な感じです。。。





















ここで2回目の登場!











IKEAで意味も無く購入して眠っていたブラシ!























まともや全く役に立ちませんでした~(笑)
























で、皆さんのブログを読み漁ると、シームシールを取り除く良い方法があるではありませんか!


















じゃじゃ~ん!


ガムテ~プ~!













































またもや全く役に立ちませんでした~(笑)














仕方が無く、クールでオサレなわたくしは、地道に指先を使ってシームシールを剥がします。。。








が、2晩目で指先が悲鳴を挙げます。。。(笑)



























ここで幕の再生の最終手段に望みを託します!





















重曹パワー!




100均で2つ購入してきました!




*重曹処理をすると、ベタツキやシームシールは剥がれるのですが、幕の内側の防水処理を剥がすことになりますので、ご自身の判断で行ってください。


















浴槽に45℃のお湯を張って、重曹を容赦無しに投入してかき混ぜます!







実はここで24時間以上放置するのが秘訣らしいです!


恥ずかしながらせっかちなわたくしは5時間程度で出してしまったばかりに、中途半端に防水加工が剥がれて、見るも無残な姿になってしまいました(笑)


なので、やり直しました。。。












とりあえず15時間程度(笑)重曹風呂に入って、幕の内側部分を手の平で擦ると、加水分解した防水加工が意図も簡単に剥がれ落ちます♪



お約束の24時間以上重曹風呂に入りっぱなしだと、家族からお風呂に入れないってクレームが多発すること必須ですね(笑)









でも加水分解していない部分って残るんですね~



白っぽく残っている部分わかります?



















これってクールでオサレな感じじゃないですね。。。









寝る間を惜しんで小さい脳みそで考えます。。。










































ちゃらら~ん!

思い浮かびました!




















必殺技!

アイロン!

(笑)





















不要になったハンカチをあて布にしてひたすら2時間アイロンがけ~(笑)



*シームテープの残骸がハンカチにくっつくので、本当に要らなくなったハンカチを使わないとショックを受けます(笑)














本来であれば低~中温程度でじっくりアイロン掛けするのがベストなんでしょうけど、我慢できずに途中から高温にしてしまいました(笑)

*高温でアイロンがけするのは自己判断でお願いしますね~

取説通りだと低~中温です!








































するとどうでしょう!

















左側がアイロンがけした部分、右側が重曹風呂後のありのままの姿です!





ちなみにアイロンがけすると、所々に残ったシームテープの糊の残骸が溶けるので、ガムテープでペタペタ取り除きました!

















左側

つるっつる

やん!




















ここでクールでオサレなわたくしは、幕の復活には重曹じゃなくて、アイロンが何気に一番効果を発揮することを発見しちゃいました!(笑)

もちろんベタツキ除去後のことですけどね♪















でも2時間のアイロンはしんどかったな~(笑)































そしてようやくここからがスタートラインです!

クールでオサレな幕再生は時間がかかるのです(笑)















じゃじゃーん!










「ホワイトベア」



「TEMPO」



強力防水液

コンビ

登場!





塗るのに使ったのはダイソーで購入してきたハケと調味料入れです。







ナチュラムで扱っているのはフッ素系の↓ですかね~


Coleman(コールマン) テント撥水剤

●サイズ:約7×5×22(h)cm
●容量:約400ml
●塗るタイプの撥水剤
●ポリ容器のキャップ内にスポンジを同梱



以前使ったことあるのですが、スポンジで塗りこむタイプなので、しっかりと幕に膜を作ってくれます。

ちょっと高いですが、良い撥水剤です♪










「ホワイトベア」は商品名の通り「防水液」ですね~

シートをコーティングする膜を作って、水分の染み込みをブロックしてくれます。

なので撥水機能はありません。

今回はインナーテントの内側とフライシートの裏側に塗り塗りしました~





「TEMPO」はどちらかというと「撥水液」ですね~

こちらも「ホワイトベア」と同じくコーティング膜を作るのですが、水を弾いてくれます。

なのでフライシートの表面に塗り塗りしました~












まずは「ホワイトベア防水液」を塗り塗り~



白色の液体ですね~






インナーテントの内側に塗り塗り~



塗るとすぐに透明になって、あっという間に乾いていきます♪

所々が白く残るのですが、ドライヤーかアイロンで熱をかけると透明になります。









フライシートを裏返して「ホワイトベア」を塗り塗り~












この時点で汗だくです!

なんてたってこの日は最高気温34℃なんだもん~(笑)




この作業は春か秋がお奨めですね。。。










そしてフライシートの表側には「TEMPO」を塗り塗り~

塗ることに必死で写真取り忘れたのですが、こちらも塗ったらあっという間に乾いていきます!

塗っている最中にも蒸発していくので、塗る時に使う蓋付きの容器は必須ですね♪













1時間程放置して、恒例の

撥水テスト~













お見事♪

















ここからようやく幕再生の最終段階に入ります!





そうです。

シームシールですね。

幕の縫い目からの雨水の浸入を完全にブロックします!





今回使ったのは↓です。


キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シームレステープ

●サイズ(約):幅20mm×長さ20m
●材質:ポリウレタン
●<使用方法>ハンカチ等の薄手の布を当て、テープがずれないように30cmづつアイロンで押さえてください。*アイロン温度:化繊/低温(約)120℃、綿/中温(約)160℃






鹿番長よりも5mm幅広の小川製は↓です。


小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) シーリングテープ

●25mm幅、10m巻
●アイロンで簡単接着!







鹿番長:幅20cm、長さ20m

小川:幅25mm、長さ10m



どちらを選択するかはあなたのアイロンテク次第!(笑)







ここからはひたすらアイロンがけですね~











要らないハンカチをあて布にして地道な作業が続きます!

またもや2時間コース。。。




















そして仕上げはまたもやアイロンがけ~(笑)











ホワイトベアの防水剤が白く残っている部分があるので、得意のアイロンをかけてみました~



画像だとわかりづらいと思うのですが、幕が折り曲がった箇所が白っぽくなっていたのです。。。

アイロンを中温にして、あて布をして温めました~♪



















で、アイロンがけの後はこの通り!





























うぅ~ん!

マンダム!

クールでオサレ~♪

















さて?

この幕の撥水防水確認張りは如何いたしましょうかね~?









当然、雨予報を狙ってソロ出撃します!










でも撥水防水作業失敗してたら。。。























笑うしかないですね(笑)










おしまい

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